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TOKYOカーフリーデー2001
TOKYOカーフリーデー2002

TOKYOカーフリーデー2000レポート


 

カーフリーデーとは都市交通問題改善のきっかけをつくるため
市街地にクルマの休日を設けるものです。
昨年は世界中で1,200に及ぶ都市が開催しましたが
日本ではまだどこも開催していません。

TOKYOカーフリーデーは
カーフリーデー開催を呼びかけるための
イベントです。
 
 
 
 
 


 
 


 

●レインボーウォーク (2000年9月23日)

TOKYOカーフリーデー2000を記念して人と地球のより良い関係をアピールするため
渋谷・原宿を音楽にのせてパレードしました。
手作り音響リヤカーといっしょに演奏しながらウォークする、
世界初のリヤカーウォーキングライブとなりました。

◆ コース 代々木公園B地区→公園通り→明治通り→表参道→代々木公園B地区
    

●レインボーウオーク、音響リヤカー制作
(株)ムラマツ車輌 田中秀一郎 VOID OV VOID
山根麻衣 with New Archaic Smile
NPOレインボーパレード
 

       

 

● 山手線一周ウオーク (2000年9月23日)

(社)日本ウオーキング協会、東京都ウオーキング協会がTOKYOカーフリーデーに賛
同下さり、TOKYOカーフリーデーのイベントとして山手線一周ウオークを実施しました。

スタートの駅は複数で、お子様からお年寄りまでご自身の目標に合ったコースを
選んで参加することが出来ます。

雨模様の天気にもかかわらず約700人の方が参加いたしました。

東京の街を実際に歩くことによって、都市交通の問題点が見えてきます。

◆開催地 代々木公園B地区
・40kmコース 代々木公園B地区スタート  8時集合
・20kmコース 上野公園噴水広場スタート 12時集合
・10kmコース 池袋西口公園広場スタート 14時集合
・2kmコース 代々木公園B地区スタート 13時〜15時頃
◆参加費  800円(中学生以下200円)
 


 
 

●レインボー(ピクニック)ステージ (2000年9月23日)

カーフリーデーに賛同してすごいミュージシャンが大集結しました!

◆開催地   代々木公園B地区

◆出演ミュージシャン

●GOCOO
1997年に淺野香をリーダーに結成された女性8名、男性5名からなる13人編成の和太鼓
バンド。ステージではメンバーの松崎太郎が制作したオリジナルの和太鼓を含め、30台
を超える太鼓が使用される。多くの和太鼓グループがストイックに伝統的なスタイルや様
式美を目指す中で、GOCOOは遥かな時を経て伝えられてきた伝統を底流に置きつつも、今
までにない繊細でモダンなアンサンブルと、パワフルなグルーブ感で多くのオーディエン
スを惹き付けている。

●VOID OV VOID
RAIと谷崎テトラの2人によるユニット。1997年結成。21世紀のエンターテインメン
トの企画・演出・音楽を創ることをテーマにオリジナルのアンビエント音楽と詩による表
現活動を行なう。地球の環境保全、平和と対話、自由と愛を様々なスタイルで表現、未来
の子供たちにむけて発信。

●山根麻衣 with New Archaic Smile
「ひとりひとりが魂の本質を取り戻すための音楽」を軸に、ホームグラウンドのピラミッ
ド瞑想センターでのセミナーから野外レイブパーティーまで幅広く演奏活動を行うグルー
プ。山根麻衣のハートフルなヴォーカルにエレクトロニックなインストルメンツと手作り
の生楽器が絡む独自の音世界を構築。スカラー波(非ヘルツ波)発生装置に音信号をミッ
クスさせる斬新な手法を用いているのもNASの大きな特徴である。「ふつうの唄2000」は、
97年制作のオリジナルトラックをベースに唄、パーカッションを新たにレコーディン
グ。音にミックスされた別次元のエネルギーの働きが、聴く者の心と細胞を本来の自然な
状態にチューニングしてくれる。体の力を抜いて、できれば少しの間目を閉じて感じてみ
てほしい。

 

●亀渕友香&The Voices of Japan(VOJA)
亀渕友香を中心にして1993年に結成された、ゴスペル&ポップスのコーラスグループ。グ
ループメンバーは10代から30代まで。20代を中心とするVOJAのコーラスは、圧倒的なパ
ワーをもって聞き手に迫ってくる。ライブ活動を始め、イベント出演多数。NHK「紅白
歌合戦」「ときめき夢サウンド」など、TV出演も数多い。人間の生の声、リズム、アン
サンブルを通して、人々のスピリットに直接訴えかけるゴスペルが、アメリカはもとよ
り、日本でもムーブメントになりつつあるが、新世紀を迎えようとする今、亀渕友香をリ
ーダーとする「The Voices of Japan(VOJA)」の存在は、大きく注目されている。

 

●スパイラル・トーンズ & ベリーダンス ジャパネスク
「スパイラルトーンズ」はアラブ/インド音楽、ジャズ、クラシックの要素を取り入
れた演奏を行い、2000年に入りベリーダンサーとのコラボレーションが増える。ミュー
ジシャン、ダンサー共に「生」でコラボレートする楽しさや可能性を再発見し、今回
のレインボーパレドに臨む。スパイラルトーンズの奏でるエキゾティックなリズム
&メロディーと、裸足で大地を踏み締める喜びと祝福の踊り「ベリーダンス」のライ
ブを展開します。

 

●JIVE JAMBOREE
オルケスタ・デ・ラ・ルス、BINGO BONGを経た「日本一忙しいパーカッショニスト」GE
NTAを中心に結成されたグループ。総勢20人から30人の流動的なメンバーでギター
とベース以外は全員パーカッションを演奏する。

●YAS-KAZ with SALON DU SABAR
日野晧正、山海塾、山口小夜子、やまもと寛斎、林英哲、日野晧正らとの共演をはじめ、
世界の様々な舞台で活躍するパーカッションの第一人者。作曲・演奏家。今年はYAS-KAZ
with SALON DU SABARでレインボーに参加。
 

●DJ  MUNE
90年代前半よりアンビエントレンジでDJスタート。以前にセントギガで選曲。地球上の
全ての音楽で選曲をしてアンビエントに辿り着く。グローバル アンド タイムレスなミュ
ージックがきける未来の放送局のシミュレーションプログラムをプレイしている。
 

●制作
浅田泰 MMU 田中秀一郎 谷崎テトラ
 
 
 
 
 

●オープンジャパン 地雷撤去オークション

世界には歩きたくても歩けない場所がある。

1時間に3人、1日に70人、1ヶ月に2000人が地雷により死傷しているというのが世界の現状です。
今、世界中で毎日、約5000もの人たちが、手作業で、地雷撤去を進めています。
危険を伴う作業ゆえ、一日で撤去できる数が、たったの300個程度でしかありません。
このままのペースでいくと、世界中で公表された、全ての地雷を撤去するのにあと、
『15世紀』1500年ぐらいかかると言われています。
 


 
 


 

●レインボータウン (2000年9月23日)

カーフリーデーや、地球環境問題に関する展示、
そして路上文化復興を呼びかけ、日本リサイクルネットワークにより
フリーマーケットが開催されました。

また今話題の地域マネー、レインボーリングでの取引(虹の市)も行われました。

◆開催地   代々木公園B地区

●レインボータウン
SUSTRAN-JAPAN設立準備会、道はだれのもの?東京、グローバル・ヴィレッジ
地球環境蘇生化実践協会、レインボーリング、ASAP21、DO+、(株)スロー
ソトコト、PEM−DREAM、世界聖なる音楽祭 日本2001、Dネット
カロカロ、KUMBA INTERNATIONAL、忘れられた子供たち、横浜ハーバーマーケット
THC、東京都ウオーキング協会、三和舞台(株)、日本リサイクルネットワーク
カドマン企画
 


 

 


 

日本初のブレストシンポジウム!
「こうすればできる! ニッポンのカーフリーデー」
(2000年9月22日)

22日の夜はちょうど欧州で一斉にカーフリーデーが実施されました。
その時間に合わせて都市交通問題に詳しい専門家、著名人を招いて、
一般参加者といっしょにカーフリーデーを各地に仕掛けるアイデアを練る、
日本初のブレーンストーミングシンポジウムが開催されました。

開催地 :  国立オリンピック記念青少年総合センター
 


 

●パネラー
田中義政 21世紀都市交通国民会議代表幹事
都築正 (社)日本交通計画協会調査研究部 
東郷展 東京都環境局自動車公害対策部交通需要マネジメント担当課長 
上岡直見 SUSTRAN JAPAN設立準備会 
秋山哲男 東京都立大学大学院工学研究科土木工学専攻助教授 他
 
 


 

●「RAINBOWvol3 車は家でお留守番」
 2001年8月10日刊行!!

世界のカーフリーデーレポート、そしてフランスカーフリーデー実施マニュアルを掲載して
日本でのカーフリーデームーブメントに火をつける、
書籍「RAINBOWvol3 車は家でお留守番が発売されます!

世界で一番カーフリーデーが遅れている国から
世界で一番進んだカーフリーデーの本。

A4版 80ページ 定価 1,000円

 


 
 












地球はゴミを出さない
ゴミ53分類とゴミ箱フリーデーに関するご協力のお願い

TOKYOカーフリーデー2000会場ではゴミ(資源)53分類の体験コーナーを設けると同時に、今年はカーフリーデーにちなみ、ゴミ箱フリーデー(ゴミ箱の休日)を開催します。

●ゴミ53分類の趣旨
私たちの社会の第一目標はごみを減らす事。でも出てしまったごみをリサイクルするとなれば、本来はこんなにまで大袈裟な分別をする必要があります。ゴミの53分類というのは実際に日常の中で行うには無理なことですからイベントならではのごみ問題へのアピールです。

大袈裟にやるからマスコミも注目するし、それが象徴としてのイベントの大きな役割となります。ですから生産者側に対しては「リサイクル社会をこのまま推進すると、今のような生産システムでは、これだけ大変な分類をしなくてはならなくなりますよ」というメッセージを送ることを、そして回収者側に対してはより細分化された分別を進めることを狙いとしています。

リユース、リサイクルがもっともっと簡単にできるようなモノづくりとその回収のシステムを作り上げ、ゴミの発生抑制を真剣に考えてもらうための社会的気運を参加者といっしょに育てていくのが目的です。


 

●ゴミ箱フリーデー(ゴミ箱の休日)の趣旨
ゴミ53分類、それはゴミではなくあくまで資源です。ですから基本的にゴミ箱なしという考え方です。代々木公園の規則で、イベントを実施するときは常設ゴミ箱は封鎖しなければなりませんので、そのままゴミ箱は設置せず、この機会にゴミ問題についてちょっとでも来場者といっしょに考えるきっかけをつくろうというのが狙いです。

ゴミは出しておけば消えていくという、実はとんでもなく間違った私たちの日常感覚を問い直せないものでしょうか。行政側があまりに面倒をみすぎるため? 私たちは物の循環に対する責任意識を持てなくなっているように思います。そのしわ寄せとして溢れ出すゴミ処分場問題や、世界一ダイオキシンに汚染された日本の食べ物としてゴミが私たちのもとに循環しています。

封鎖されたゴミ箱の周りがゴミにあふれたとしても、その状態をよくよく直視する契機をつくって、これが環境を破壊し続けている私たちの現実であることをみんなでつくづく感じてみようというわけです。その後の行動のためのきっかけとなるようなことをしかけることが、イベントの大きな存在意義であるはずです。

イベントのような非日常であればこそ、日常では隠れてしまう現実をあぶり出すという試みを問うてみたいと思います。

以上のような趣旨から、来場される皆様に「ゴミ53分類」と「ゴミ箱フリーデー」実施にともない以下の点についてのご協力とご理解をどうぞよろしくお願い申し上げます。

●ゴミは出さず、商品の売買に伴うゴミなども必ずお持ち帰りください。
●会場内での飲食等で出た容器、カップは必ず購入先に返却して下さい。

(容器、カップをご持参いただきました方には大盛りサービスいたします。)
 
 



 
 

●TOKYOカーフリーデー2000を掲載したマスコミ

             

         ◆宣伝会議社「環境会議」    ◆東京新聞「リヤカールネッサンス」
          にて3ページにわたり特集    として事前掲載
 

         ◆読売新聞 写真入りで当日の模様を掲載
 
 















_____________■開催に至った経緯■_____________
 

つい先日NASAがグリーンランド氷床が場所によっては年に2メートル以上も薄くなっていると公表し、世界中を驚かせました。

また北極点付近では5000万年ぶりに直径1.5キロあまりの水面が覗いたという報道がありました。

地球の温暖化は海面を上昇させるだけでなく、海水の塩分濃度が低くなることにより深層海流が滞り、21世紀には、今の文明を支えているここ一万年ほど続いた安定化した気候が終息するとも言われています。

昨年9月、世界中の研究機関が取りまとめ、国連環境計画から発表された環境報告は「地球温暖化対策は既に手遅れの可能性も高く、対策を取るための時間はどんどん少なくなっている」と、各国政府に環境問題を意思決定の中心に置くことを強く求めるものでした。

食糧、エネルギー自給率の極端な低さから、日本は環境悪化の影響を将来最も強く受ける国のひとつといわれます。危機が顕在化してからでは手遅れなため、今の時点で地球環境に順応する街づくりへ向けて大きな改革が求められています。


 

NPOレインボーパレードは環境保護を呼びかけるパレードの安全のためにまずは車道を解放するよう、3年間しかるべき機関に交渉してきました。また、アースデイ企画運営委員会は2000年のアースデイに向けてトランジットモールとして車道を開放するよう要請を続けてまいりました。しかし都内の交通量が圧倒的に増えているため、(1987年から1996年の10年間で、国内の乗用車の台数は約6割増)いまだ実現に至っていません。

止められない地球温暖化、ひどくなる一方の渋滞、交通事故、ぜんそく・花粉症など健康被害、交通問題の改善は緊急を要しています。
 

日本とは反対に海外では欧州を中心にカーフリーデーという運動が起きています。カーフリーデーは3年前フランスの小さな都市に始まり、世界中へ拡大しつつあります。

昨年は全世界で1,200にも及ぶ都市がカーフリーデーを開催し、このイベントを実施したことがきっかけとなり、都市交通システムの改革のためのきっかけとなってきています。

しかし残念ながら日本でカーフリーデーに名乗りをあげた都市はいまだにありません。2002年1月には日本で世界で初めての交通担当大臣会合が開催されるというのに、これだけ関心のない状況のままでいいのでしょうか。


 
 

もしかしたら世界的なカーフリーデーの流れを利用し、世界と並ぶ日に、東京都でカーフリーデー実施を訴えるイベントを実施することは、東京の広告塔効果からも都市交通問題に対する関心を日本中に大きく広げるチャンスになるかもしれない。そんな思いからNPOレインボーパレード、アースデイ2001企画・運営委員会、(社)日本ウオーキング協会(前歩け歩け協会)、東京都ウオーキング協会、原宿地区商店会連合会、持続的な交通を考える市民ネットワーク(SUSTRAN−JAPAN設立準備会)NPO法人環境文明21、日本リサイクルネットワークがTOKYOカーフリーデー2000の開催を呼びかけ、TOKYOカーフリーデー2000実行委員会を形成するに至りました。またたくさんの企業や財団、省庁のご理解ご支援を得ることにもなりました。

「TOKYO カーフリーデー2000」は代替交通システムや、都市交通効率のアップ、低公害車の普及促進などをみんなで楽しく考えようと、レインボーウォークや山手線一周ウォーク、また人気ミュージシャンやDJによるステージ、路上文化復興のためのフリーマーケット、などが同時開催され、またカーフリーデーを特集する本も出版される日本で初めてのイベントとなりました。

決して規模は大きくありませんが、こうしたイベントは規模を競うことが目的ではなく、それが開催されることがその後の社会の変化を実質的に導き出すきっかけとなっていくということが大切です。ここを足がかりに、今後全国の自治体や市民団体にカーフリーデーの提案をおこなっていくことにもなり、書籍 RAINBOW vol3「車は家でお留守番」がいよいよ全国の自治体に向けて発送されます。
 
 

今年は21世紀最初の年であり、環境破壊の途切れることのなかったこの100年間の自らの文明をかえりみる機会として、これほど重要な年もありません。そしてまた、新しい世紀に生まれてくる子どもたちに私たちはどんな地球を手渡すことになるのか、 …直視しなければ先へ進めない課題です。

多くの人が環境を破壊しない生活をしたいと思っているのに結局個人ではしかたがないとなってしまう。環境保全、そして復元を軸とした活動をたくさんの市民が支持しているのに、だれかが先に動くのを待っているのかもしれません。

地球環境順応型都市づくり実現のための考え方も様々で対立もあります。でも今は地球環境を真剣に守っていくということにできるだけたくさんの人が注目し、もっともっとなんとかしようという社会的気運を育て、そしてそこを出発点として大きく力を合わせていくことが大切なのではないでしょうか。

「TOKYOカーフリ−デー」は、だれかが先にやるのを待つのではなく、まずは地球環境に順応した社会をつくる方向へ向かおうと、みんなで同時に意志表示してみようという試みでもあります。今年は9月22.23に代々木公園B地区での開催が決まりました。ぜひこのイベントの制作に力を貸していただきたいと思っています。どうかよろしくお願いいたします。
 


 
 


 

リンク
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TOKYOカーフリーデー2001

日本カーフリーデーネットワーク
 

インターナショナルカーフリーデーキャンペーン

アースカーフリーデー

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TOKYO カーフリーデー 2000 御礼!!

今年のカーフリーデーは欧州だけで851都市・7000万人以上が参加したということです。

欧州は晴れわたったらしく、のどかにクルマのない街を楽しむ7,000万人に対し
てどしゃぶり雨とクルマ洪水の中、必死にカーフリーデー開催を呼びかける日本の百
数十人の見事なコントラスト。決して無駄にしたくありません。

TOKYOカーフリーデー2000と世界のカーフリーデー2000の状況をまとめ
てRAINBOW vol3「車は家でお留守番」がいよいよ刊行され、
全国各地への呼びかけがいよいよスタートします。
今後ともお手伝いいただける方、ご連絡よろしくお願いします。


 
 

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「来年は何が起こっているでしょうか?」

                      アースデイ2001企画・運営委員会 安在  尚人
 

  初めてのTOKYOカーフリーデーは、雨に降られてしまい、ちょっと残念で
したが、雨の中、みんなで歩いたり、準備をしたり、片づけをしたりして、いろ
んなつながりを感じることができました。皆さん本当にありがとうございまし
た。

  従来からレインボーパレードに関わってきた人たちに、今回初めて参加した人
や、アースデイのボランティアの人たちも加わったりして、いろんな交流の輪が
生まれました。あの日集まった人たちみんなで、本物のカーフリーデーの実現を
目指してこれからも協力していけたらすばらしいと思います。

  実際、名古屋、茅ヶ崎などでカーフリーデーが実現するよう働きかけてみたい
という人も現われています。一定区域への車の乗り入れ規制という形のヨーロッ
パのようなカーフリーデーを東京で実現するのはかなりたいへんなことですが、
まず、原宿の歩行者天国を復活させようという話も進んでいます。

  この秋には、持続可能な交通を考える市民ネットワーク(SUSTRAN Japan)も誕
生します。この先も困難は多いでしょうが、クルマ偏重社会の見直しは間違いな
く世界的に大きなうねりになっていくはずです。山手線一周ウオーク、レインボ
ーウオーク、レインボーステージなどを通じて、「街を人が楽しめる空間にしよ
う」という呼びかけをした今回のカーフリーデーの考え方は、きっと多くの人の
共感を呼ぶはずです。

  来年に向けて、一つでも多くの地域がカーフリーデーに名乗りを上げるよう、
皆さんの地元でも誰かに呼びかけてみませんか。仲間はきっと近くにいるでしょ
う。その気になったら、SUSTRAN Japanなどを通じて、交通問題の専門家の力を
借りることもできるのです。
 

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日本のカーフリー・ムーブメント

               環境自治体会議 環境政策研究所 上岡 直見

  すでに紹介されたように、欧州では800以上の都市が「街でクルマを使わない
日」に参加するという大きな動きが起こり、そのほかにも、北米・南米・アジ
アで同じ動きが広がりつつあります。しかし残念ながら、日本ではまだどこか
らも参加がなく、世界のトレンドから取り残されています。しかも東京都内で
の歩行者天国の廃止や、その他の都市でも、これまで歩行者専用だった街路に
クルマを入れる動きが相次いで伝えられるなど、逆の方向に動いているように
も思われます。

  しかしながら、カーフリーゾーンの先駆的な試みは、世界に先駆けて日本で
起きたことをご存知でしょうか。それは旭川市の「買物公園」です。1963年に
市民の提案から始まり、市民参加の実験で商店街の活性化がたしかめられ、
1972年から恒常的に実施されました。最近、街づくりでの「パブリック・インボ
ルブメント(市民参加)」が提唱されていますが、何と日本で30年前に行われて
おり、世界的にも先駆的な事例として注目されていたのです。

  調査機関の報告によると、東京23区を含む、全国の都市の2割近くが、中心市
街地への車の流入を抑制したいと考えており、人口50万人以上の都市に限定す
ると、過半数に上るという結果が得られています。中でも東京都は「TDM(交通
需要マネジメント)東京行動プラン」を作成して、都市内でのクルマ交通を見な
おす対策を検討しています。

  欧州のように、都市中心部に原則としてクルマを全く入れないという方法と
は異なりますが、これもカーフリー・ムーブメントの一つとみることができま
す。クルマの使い方の見なおしは、それぞれの都市の地理的、社会的条件に
よって異なります。公共交通の利用促進、自転車が使いやすい街づくり、歩行
者を優先したコミュニティゾーンなど、これまでのクルマ一辺倒の都市交通の
見なおしが、少しずつではありますが、起こりつつあります。

  日本では、低公害(低燃費)車の普及を計算に入れたとしても、クルマ中心の
交通体系がいまの延長上であるかぎり、2010年には、クルマ交通のエネルギー
消費が現在よりさらに10%くらい増えてしまうと予想されています。すでに、地
球温暖化の具体的な影響が世界中で見つかりはじめているときに、交通体系の
方向転換は、もう猶予ができません。その重要な手がかりとして、「街でクル
マを使わない日」のムーブメントを広めて行きましょう。
 

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クルマ社会で失ったものは、このビールの味わい

                  東京都環境学習リーダー 向達 壮吉 

9月23日「歩けば見えてくる!」車社会を見直そうとTOKYOカーフリーディ2000
が代々木公園B地区で東京都の協力を得て開催され参加した。
ヨーロッパや世界の都市では800個所で開催されているが、日本では初めての
本格的な取り組みだ。

山手線一周ウォーキングも当日開催され、朝8時に代々木公園を出発した。
ボーイスカウトの行事で夜には歩いた経験があるが、昼間歩くのは、初めてで
「歩けば見えてくる」ものは沢山あった。
歩行者のために景観を意識した歩道は殆ど無く、まるで車道を歩いているよう
だった。私達の都市空間も経済優先で作られており、楽しい暮らしのための歩
道の無さがわかりました。交差点・歩道橋・横断歩道・信号みな車優先だ。

3時間半歩き有楽町で昼食をとりいったんリタイアして午後のレインボーウォー
クに参加した。

リヤカーに先導され歌い踊りながら、クルマ社会を見直そうと、参加者各自が
「きれいな空気をすいたい」「クルマにも休日を」「クルマメーカーはフロン
回収を」とアピールをした。後列では、渋谷・原宿という繁華街でもあり、無
造作に捨てられている、空き缶やコンビニ袋を若い人が雨の中一生懸命拾って
いた。思わず、ハンドマイクを借り「美しい地球を子供達に残そう!」とアピ
ールしてしまった。

3時過ぎに会場へ戻ると、山手線一周を終えた人達が続々と帰ってきた。
生の地ビールが半額で用意されており、参加者は、本当においしそうに飲んで
いた。意外と私達がクルマ社会で失ったものは、このビールの味わい方なのか
もしれない。全国に、このようにカーフリーデーが広まり車社会を見直すきっ
かけとなることを期待する。


 

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「環境問題が大変なのはだれもがわかっていること?」 
 
              TOKYOカーフリーデー実行委員会  岡本 功

パレードが始まると同時ににわかに降り出した大雨で、持っていたメッセージ紙が溶
けてしまいました。紙が木の繊維に戻り、自分たちと同じ生きものだったことにはっ
としました。全身びしょ濡れになりました。ごくあたりまえのことなのにめったにで
きなくなってしまった体験、あらためて自分が地球の”中”に生きていることにまた
びっくりしました?!

パレードの隣は数珠つながりのクルマの流れ。つま先を少し動かすだけで人の力を何
千倍にも誤解させるクルマの窓から(濡れることなく)たくさんの人が不思議そうに
ずぶ濡れの私たちを覗いていました。それはいつもの私たち。

地球に生きる感覚を遮断し、命の形をねじまげ利用し、あまりに大量に廃棄し続ける
ことを自分も日々平気にやっていることの恐ろしさを感じました。集団でなにかの中
毒にかかっているかのように。

  

カーフリーデーは道はクルマが通るものという、いつの頃からか常識となってしまっ
た感覚を問い直します。そして街に昔ながらのゆったりとした時間の流れが舞い戻り、
地域の催し、交流が復興します。

尽きるまですべてが加速するゲームになってしまった現代社会で、この試みが世界中
で受けているのは、だれもがこの速度に疲れているから?

環境問題が大変なのはだれもが頭ではわかっていること、でも自分ひとりでなにがで
きるだろう、みんないっしょに流されている中でのカーフリーデーという社会実験の
爆発的な広がりは希望です。

カーフリーデーはだれもが呼びかけられ、その効果のすばらしさをみんなで劇的に実
感できる試み。この目に見える具体的効果がきっかけとなってクルマ問題ばかりでな
くあらゆる環境問題の改善が自分たちにもできるという自信が生まれています。

日本で初めてのカーフリーデーの呼びかけ。
大雨ですごいことになりましたが、とにもかくにもおつかれさまでした。

歴史的第一歩、大雨でとても印象深い第一歩。
本当にごくろうさまでした。


 

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●主催 
TOKYO カーフリーデー2000実行委員会

構成団体(50音順)
アースデイ2001企画・運営委員会、NPO法人環境文明21、東京都ウオーキング協会、
(社)日本ウオーキング協会、日本リサイクルネットワーク、原宿地区商店会連合会、
SUSTRAN-JAPAN準備会、NPO法人レインボーパレード

●特別協賛 
本田技研工業(株)

●協賛 
日本セラガラス(株) (株)フリーウッド (財)安田火災環境財団 
オーブス(株) パイオニア(株) 松下電器産業(株) 

●協力 
(社)東京バス協会 (社)日本民営鉄道協会 (株)アシックス  (株)山豊 
アトミクス(株)  谷崎テトラオフィス 共働学舎 RAINBOW ECHO (株)片山
MMU ソトコト (株)ポッカ コーポレーション 三和舞台(株) (有)染谷商店
光陽印刷(株)  EMPATHY/PEACE OF MUSIC 神戸元気村  神宮前.org
    
●後援  
東京都、通産省、運輸省、建設省、文部省、外務省、
厚生省、自治省、科学技術庁、渋谷区

●URL
http://rainbow.gr.jp/tcfd2000.html
 
 


 
 
 

TOKYOカーフリーデー2001は
9/22.23
代々木公園B地区