RAINBOW PARADE 2002


レインボーパレードとは?


今年のパレードの開催主旨です。さらに詳しい情報は こちら(企画書)をご覧下さい。


復活。レインボーパレード2002

レインボーパレード2002の目的

レインボーパレードとは

















 


■復活。レインボーパレード2002

97年、ストップ地球温暖化を旗印に立ち上がったレインボーパレード。2年間の沈黙を破って、今年、復活します。
思えばこの一年間は、京都議定書の批准が難航し、悲惨な同時多発テロが発生、その後の一連の過程でアフガニスタンの悲惨な経済状況が明らかになるなど、本当に多くのことを考えさせられた一年でした。また、人間の社会は実に複雑な関連を持って動いていることに気付かされた一年でした。
そこで、今年のレインボーパレードはテーマを環境問題に限ることなく、「人間と人間の社会が健康に生き残っていくために」私達自身が重要だと思い、解決していかなければならないと思った問題をできるだけ多く取り上げ、そしてそれを解決するためのきっかけを作っていくことを目的としたいと思います。
レインボーパレードの虹色の思想は、多様な問題意識の共存を認め、それを明るく楽しく伝えていくことに特徴があります。ただ一つの「正義」を提示することを目的としていません。だから、自分たちが「良い」と思ったことは、「正義」として語るのではなく、「行う」ことにまで結び付けて、周囲の人たちに納得してもらうことによって伝えていきたいと思います。
虹の橋を渡るために、私たちのできることを、いま、ここから始めていきましょう。


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■レインボーパレード2002の目的

・人間と人間社会が健康に生き残っていくために

・パレードとステージ:問題告知機能の強化

・公開円卓会議:問題解決型の公開イベント

・提言を実現していくための事後フォローアップ


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■レインボーパレードとは
※過去のレインボーパレードは こちら をご覧下さい。

97年、地球温暖化防止京都会議(COP3)に合わせ、環境問題の深刻化を懸念する学生、主婦、会社員、公務員、など一般の人たちが中心になり、渋谷・原宿において行われましたレインボーパレードは、市民団体、企業、省庁をはじめ、数多くの皆様の御理解と御協力、そしてまた世界的なミュージックシーンのエコロジカルな流れともつながり、二ヶ月とない準備期間にもかかわらず、大変盛大なイベントとして誕生いたしました。

大きな組織的バックがあるわけでもなく、それこそ虹の色のようにあらゆる立場からの参加者が一堂に会し、協力しあったこのパレードは、地球の時代へ向けて新しい動きが始まっていることを実感するに充分な手ごたえとなりました。

そして98年は地球温暖化防止ブエノスアイレス会議(COP4)へのアピールにあわせ、ごみ問題、森林破壊、環境の南北問題など地球環境問題全般をテーマとすると同時に、市民、企業、行政に循環型社会作りのための対等なパートナーシップを呼びかけるイベントとなりました。

99年は規模を一段と大きくし、ステージ・パレードともに充実した展開となりました。しかしながら、地球環境の問題を一日限りのアピール活動で解決できるわけもなく、また、自分自身の立ち位置を見直したいという実行委員会メンバーの意見もあり、レインボーパレード実行委員会は次第にその姿を変えはじめます。カーフリーデーの呼び掛けを行うイベントを共催したり、環境教育セミナーなどの手法を変えた訴えかけを行い、また、これまで自分が関わってきた問題に立ち返るメンバーも居ました。

そんななかで、NPO法人の登録を行い、レインボーパレード実行委員会は、発展的に解消することとなりました。

そして今年またさらに私たちは次のステップを目指してスタートしました。ヨハネスブルグサミットの直後、9月の22-23日に、代々木公園のB地区で、ひさしぶりの大規模なイベントを行います。
今回のテーマは、「人間と人間の社会が健康に生き残っていくためには、どうすれば良いのか」です。

具体的な提言を行い、それを実現するためのムーブメントの起点となることを目指していいます。

もちろん、明るく楽しく、様々な立場の人が参加できるイベントであることに変わりはありません。

現代の人間社会は、一見すると非常に進歩して、「良い生活」が満喫できる高度社会になったと思えます。

しかしその一方で、地球環境の劣化は着実に進行し、また我々の知らないところで「ある偏りをもった」生活を強いられている人たちがいます。彼等の存在は、我々の目に入らないように上手に隠されているので、普段はなかなか気付くことはできません。そのことを知るだけでも、私たちの世界観は大きく変っていくでしょう。現代の構造的暴力は、悪意以上に「知らないこと」によって支えられているように思います。

それを、円卓会議で明らかにしていきたいと思います。

難しい言葉で喋ることが目的ではありません。世界で何がおこっているのか、それはどうあったら解決するのか、そういうことを考えていきたいんです。

それは、無意識に行っていた「自分の立ち位置」を自覚することです。そして、本当に自分が幸せであれる居場所を探す旅路ともなるでしょう。

皆さんの参加をお待ちしています。

レインボーパレード実行委員会 田中


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