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ペルセウス座流星群と星のうたin望月高原 '04
水瓶座流星群と星のうたin望月高原 '06

 

 

 音 楽 と お 話 を 聞 き な が ら 草 原 に 寝 転 が っ て 星 を 見 よ う !

  ■2009年 8月 12. 13日(終了しました) in 那須高原 (栃木県)
  今後のイベント主催者募集中!
 

 

 

 

 

 

                  

 

音楽朗読劇 Cosmic Tour「銀河鉄道に乗って…」
Music Journey to the Perseus 

 

 

そら高く横たわる天の川。きらびやかな流星群。
天界に響き渡る音楽。星と生命の心温まる物語。
宇宙(そら)と地球(だいち)と私たちの深いつながりを実感する
かけがえのないとき。

大宇宙と朗読と音楽の奇跡のコラボレーション。


 


ご来場くださいました皆様からお寄せいただきました感想を掲載させていただきます。

幻想的で素晴らしいイベントで、お陰様で家族でとても貴重で楽しい時間を過ごさせていただきました。特に朗読会での天文に関するお話のかずかずは素晴らしくてとても感動しました。小学6年生の息子にとっても宇宙という大きな存在に目をむけ地球人として物事をかんがえるよい機会となったようで、イベント後 星や宇宙の話で家族で会話がはずみとても嬉しく感じました。次世代をになっていく多くの子供達に参加してもらいたい貴重なイベントだと感じました。来年は是非子供の友人も連れて参加させていただきたいと思いました。主催の皆様におかれましてはさぞいろいろなご苦労がおありかと思いますが、ぜひ来年以降もずっと続けていただきたいです。

朗読の内容は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。僕はこの話が大好きでこの話のアニメも大好きで、朗読を聴いているとその映像が頭に浮かんできて、最後のシーンは涙しました・・・・。こんなにたくさんの流星を見たのも、広い草原で寝転がって星を眺めたのも、あんなに明るくやさしい月明かりも、普段なかなか体験できないこと。なんだか心も体も浄化された気持ちになれました。星の力、月の力、大地の力、風の力、流星の感動、そこにいる人たちの心地よさ。どれをとってもかけがえのないものばかりでした。こんな時間もやっぱり僕には必要だと思いました。是非来年もまた参加したいとおもいました!素敵な時間をどうもありがとうございました。


濃霧は銀河鉄道が天の川を通り抜ける途中だったのでしょう。又は、河(天の川?)へ飛び込んで亡くなったカムパネルラへの お盆の迎え火の煙だったかもしれません。
視覚よりも聴くことに集中できた会でした。寒さのせいかもしれませんが、いつもより気合いを感じた朗読者3人の力量と、自然に聞こえる効果音の巧みさ。挿話のように入る曲やカムパネルラとの別離のシーンでパッフェルベルのカノンを使った盛り上げ方に そこをカタルシスで終わらせない構成、原作中「今日の科学では」ということを実際に最新の情報に置き換えているなど、素晴らしいです。


朗読劇のシーンで泣きそうになる。なんせ、出演者はプロですから、上手いのよ、泣くのよ。。。そして、朗読劇も終わり・・・そろそろ流れてもいいよねぇ・・と空を見上げたその時、白いラメ入りの絵の具を細筆で空にサーッ!と刷いたようにくっきりとした一筋の光が。その頃には厚い雲は回りの山々の上に留まり、私達の真上の空は、まるで雲に囲まれたスクリーンのよう。。。今日見た流れ星の数だけ幸せが舞い込みますように。ここに居られなかった人達も、幸せになれますように。


天気は、ともかく、感動の連続でした。未完成ですが、今の私の思いを綴ってみました。「住み慣れた那須の大地に、ねころんで、大地に耳をあてて、地球の鼓動を聞く。ねころんで、両手を天空に突き上げ、手のひらを目一杯開き、宇宙からのパワーを享ける。そして、流れ来る心ときめく音楽と心にしみる朗読を聴く。そこには、感動!感動!感動が心からあふれてくる。これまでに味わったことのない感動に感謝した1日でした。」


前回参加の際、雨→開始時刻変更→晴れの奇跡を目の当たりにした時の経験が忘れられずまた参加させていただきました。結果は、またも起こった奇跡!!すごい!! 前回7歳の息子は何をしても目を覚まさず、ある意味リベンジだったのですが、今回全員で同じ感動を味わうことが出来ました。静かな朗読、素敵な音楽、温かい食事、みんなみんなありがとうございました。また是非お会いできますことを願って止みません。


2時間余りの中に、たくさんの情報が盛り込まれていましたが、話の流れの中で自然に自分の中に入ってきて、帰ってきた後も、ふとした時に思い出したりします。大きな空の下で聴くと、ひとつひとつがはっきりとした印象を持って自分の中に残ります。一人で自然と向き合っていると、いやでも自分と向き合わざると得ません。自分を超える大きなものに圧倒される、「恐れる」、という体験が、いかに大切かということを実感しました。まさに銀河を旅して、再び地球に戻り、地球で何をすべきか、というヴィジョンを得た旅でした。こうした貴重な機会を提供してくださった皆様に感謝です。

 

 

 

 

このたびはたくさんのみなさまにご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

初日は晴れの予報がはずれ星が見えませんでした。そうなることもありえることをお伝えしているとはいえ、申し訳ない思いと、最後まで朗読を聞いてくださったことへの感謝の思いでいっぱいでした。

ただ、自然の懐で雲につつまれる夜という 一生の内にもめったに経験できないシチュエーションで、「銀河鉄道の夜」と最新の天文学、近代科学に占拠された世界観が見えなくしたもの、そして地球環境問題をリンクさせるかつてなく大きなテーマの音楽朗読劇をせいいっぱいに上演いたしました。楽しんでいただけましたら幸いです。夜半からの会場は、雲中をおぼろ月が淡く黄色に色づける世にも不思議な異次元空間に突入していました。

二日目。今度は雨の予報がはずれ、開幕をつげるカーテンのような雲、上演中雲の隙間から見える星。待ちに待っただけに星にこれほどの親近感を持てたのは初めてのことでした。月に照らし出されて逆光に輝きながら、高原の気まぐれな風のために次々と不可思議な形に紋様を変えていく神秘的な雲々、さらに姿を現したたくさんの星々、そして流れ星の数々のまさに見事な競演。こんなにもダイナミックに動きまわる夜空も初めて見ました。星のイベントとはいえ、星と地球の命の物語なので、これもまたぴったりの光景がイベントの幕とともに降りてきたように思います。

星空とのコラボレーションは思い通りに行くことではありませんが、それだけに一瞬一瞬表情を変える自然の中で、星空はイベントの舞台ではなく、私たちが星空の一部で、その中に参加している存在であることが実感できたように思います。

次回開催がいつどこになるかは未定です。おそらく今回の星空のように気まぐれな突然のご案内になると思いますが、巡り合わせを大切に、次の機会が来ることを私たちも待ちたいと思います。

このたびはほんとうにありがとうございました。

「ペルセウス座流星群と星のうた」実行委員会 岡本

 

 

朗読内容に関連したニュース(上演後に報道)

タウ星の惑星の一つが、生命の存在に欠かせない水が液体として存在できる「ハビタブルゾーン」という領域にあることを確認

生命の源は宇宙に? 隕石からDNAの成分発見 NASA

彗星から採取したサンプルの中に、すべての生物の基本的な構成要素であるアミノ酸が含まれていたことを確認。

生命の起源となるアミノ酸が宇宙空間から来たとする有力な観測成果を得られた

木星、彗星を捕獲して衛星にしていた

海王星に巨大な彗星が衝突していたことが、新しい研究によって明らかになった。巨大ガス惑星に彗星が衝突する確率が従来の予想より高いことを示す証拠が増えつつある

宇宙が時間と空間の4次元ではなく、5次元以上であると考え、様々な粒子が力を及ぼしあう理論を考えた。その結果「ヒッグスは崩壊せず、電荷を持たない安定した存在」となった。

16キロメートルもの自由空間距離を隔てて、光子(フォトン)の間で情報をテレポーテーションさせる実験が成功した。

インドに降った赤い雨の中の細胞が 121度の温度の下で繁殖し、銀河にある光と同じ光線スペクトルを発した

地球上の生命の元となるアミノ酸は宇宙で作られたという説を補強する有力な証拠を、地球から約5500光年離れた「猫の手星雲」など九つの星雲で検出した

海がある?惑星発見=500光年先、地球の1.1倍

 



出演者・スタッフの紹介

松田 和義 (朗読)
環境問題に関心を持ち、3年前からエコロジーシアターの朗読を担当。(株)松田ホームサービス代表取締役。温暖化防止のための屋根・壁面塗装の普及活動をしている。
渡辺 久恵 (朗読)
劇団六月劇場、黒門町、なぎプロ、YUME語り塾など舞台を中心に活動。草薙幸二郎氏に師事し、語りの公演なども。舞台以外にも多くのテレビ番組等に出演歴を持つ。
月嶋 紫乃 (朗読)
(劇団)「トランス☆プロジェクト」代表。「万有引力」など舞台を中心に活動。映画、テレビ、ラジオ等への出演、ナレーションも。グループ「FARM」にも所属。
東山 高志 (音響効果・舞台制作)
音と映像の仕事を中心に活動。国際協力機構JICAの開発途上国向けマルチメディア教材作成も手がける。スマトラ島沖地震後の経済被害についてドキュメンタリー作品を作成。
岡本 功 (脚本)
NPOレインボーNPO国産材理事。エコロジーシアターなど環境問題に関する様々なイベントを企画・実施。日本の森を育てる名刺や封筒の普及活動も行っている。

 

 

 

 


19時30分頃から
オープニング  

20時頃から
21時30分頃まで
音楽朗読劇
Cosmic Tour「銀河鉄道に乗って…」

銀河鉄道に乗って星めぐりの旅をしながら、壮大な宇宙と命の物語が始まる (宮沢賢治へのオマージュ) 。
 

21時30分頃から
23時30分頃まで
midnight snack
軽食、ソフトドリンク、お酒など。
 

21時30分頃から
夜明けまで
Music Journey to the Perseus
明け方までBGM
 


主催
「ペルセウス座流星群と星のうた」実行委員会

共催 特定非営利活動法人レインボー
  MAKE the RULEキャンペーン実行委員会
連絡先 E-mail
協賛 (株)松田ホームサービス
協力 アイデアイースト
後援 那須町
世界天文年2009公認イベント



このイベントはペルセウス座流星群を鑑賞しながら、地球を育んだ宇宙私たちを育んだ地球というかけがえのないつながりについて最新の研究も含めて紹介していきます。温暖化をはじめとする地球環境問題を改善するため私たち個人としてそして社会としてどうしたらよいのか、考えるきっかけをつくることも目的としています。

関連イベント
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エコロジーシアター

 

 

 

 

 



撮影: 松田 東山 岡本