〜環境問題を21世紀末に迷い込んだ少女の視点から描く〜
「月のダンス」
心に深い悩みをかかえた少女スズが、21世紀末のゴミ捨て場にタイムトラベルしてしまうところから物語は始まります。
気のいいカップル、コウスケとハナにめぐりあい、貧しくとも楽しい生活をしていくうちに、過去と未来がつながる様々な体験を積み重ねていく。
地球温暖化、廃棄物問題、格差問題、資源問題、戦争、子供たちの心の痛み…。出口の見えない様々な不安が私たちを取り巻いています。
このままいくとこの社会はどうなってしまうのでしょう。ばらばらに見える問題になにか共通の根はないのでしょうか。
たくさんの支流が大河へと導かれるように、「水」が静かにスズを導いていきます。大好評! 映像(スライドショー)と音楽でつづる朗読劇、エコロジーシアター。多くの人の共感と感動を呼んだ第7弾。
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■お越しいただきましたみなさまの感想から
久々に感動して泣きました。すてきな朗読劇でしたね。ピアノも絵も役者さんもみな素晴らしかった! 世界中の人にみてほしいと思いました。きて本当によかったです。ありがとうございました。
現代人の心の悩みとか、デリケートな問題をあえて選んで、丁寧に道を示している。うまく言えないけど、私も、なんだかちょっと 救われた気がした。同じような考え方をしている人が私のほかにも居て、この作品を見て涙を流した人は私だけじゃなくて、そして、こんなステキな形で世間にアピールしてる人が居るんだ ! ! って、ただただ励まされた。
この作品は、地球規模で起こっているさまざまな問題と豊かな国日本の問題をうまく組み合わせて作られています。これを見て(聞いて)納得するというだけではなく、これをきっかけとして、さまざまな問題点に対するよりよい解決方法をみんなで考えていかなければいけないと思いました。
この様な催しは、恥かしながら『初体験』でした。実際、参加してみて『目から鱗』状態でした。結論ですが、非常に得るものが多すぎて筆舌には現せません。したがって、今後も、是非、参加させていただき、行動を以って『感想』を表現させていただければ幸いです。小生から積極的に活動したいと考えます。
朗読劇は最高でした。クオリティーの高さは、地球の未来に関心のあるどんな人にも自信を持ってお勧めできるものです。特に、たくさんの子供たちに見てもらいたいですね。物語は、どんどん引き込まれていく内容でした。見終わった後には自分の心が少し優しくなっているのに気付きました。生の演奏と朗読はやはり素晴らしいです。これからも上映を続け、多くの人の心の中に優しさと感動と希望を残していってください 。大変な労作だということがわかります。絵や構成も美しく感動しました。この作品のように良いものほど発表できる場が少ない時代ですが、今だからこそ、この作品はミニシアターとか、上映会などで沢山の人に見ていただきたいです。感銘いたしました。
驚いたし、胸がいっぱいになって涙が止まりませんでした。胸に迫るし、迫力がありました。物語の中に引きこまれるようでした。殺伐とした景色はより殺伐と、生き生きとした人々の様子もすごく伝わって来たし、懐かしい景色、悲しい風景、はりつめた緊張感、水の透明感、愛おしい笑顔…見事に伝わりました。皆さんが作られたような作品が、もしかしたら社会を動かす大きな力・切り札になるのかもしれませんね。学者先生のお話は、誰の話を信じればいいのか分からなくても、この作品を見れば分かります。私たちが大切にすべきものが何なのか。素晴らしい作品を見せてくださり、本当にありがとうございました。心の底から感動しました。
■「月のダンス」スタッフ
中山 由佳 (朗読)
演劇ユニットBASTAJAMに所属、舞台を中心に活動。早稲田大学日本語教育研究センター 日本語教師。演劇活動のかたわらで留学生に接する忙しい日々をおくっている。 渡辺 久恵 (朗読)
劇団六月劇場、黒門町、なぎプロ、YUME語り塾など舞台を中心に活動。草薙幸二郎氏に師事し、語りの公演なども。舞台以外にも多くのテレビ番組等に出演歴を持つ。 岡 さやか(動画内音楽作詞作曲・ピアノ・歌)
作詞作曲、弾語り、民族楽器とのコラボレーションなどで数多くのイベントで活動中。自然と心をテーマにした曲や即興演奏などでやすらぎと独自の世界を表現している。協力:アイデアイースト (株)松田ホームサービス
企画:NPOレインボー
■上演・上映履歴
イベント名:月のダンス
日 時:2023年6月25日
場 所:二戸市民文化会館
上 演:二戸演劇協会 雲人
イベント名:もがみエコフェスタ2022
日 時:2022年10月1日.2日
場 所:最上広域交流センター ゆめりあ
「月のダンス」「季節はずれのサンタクロース」上映
イベント名:エコロジーシアター 環境について考えましょう
日 時:2019年12月6日
場 所:前橋市中央公民館
同時上映:天の浮舟
イベント名:エコロジーシアター in 都立大島高等学校
日 時:平成24年7月17日.18日
場 所:都立大島高等学校
同時上映「世界中からのメッセージ」
イベント名:エコロジーシアター 京都公演
日 時:平成23年12月7日
場 所:京都精華大学
主 催:京都精華大学人文学部(プロジェクトじんぶんcrossover)
「月のダンス」上映
「星ふりくまのこ」上演
イベント名:知立環境維新の日
日 時:平成22年9月26日(日)
場 所:知立市中央公民館
主 催:(社)知立市青年会議所
「月のダンス」「季節はずれのサンタクロース」上映
「時の道」上演
イベント名:第一回府中エコ博「あきかん」
日 時:平成21年11月23日(月祝)
場 所:ルミエール府中
主 催:府中環境プロジェクト実行委員会 府中市
全体プログラム :
チャイルドフッドハンドフルート
エコロジーシアター「月のダンス」上演
エコレンジャー 他
イベント名:北区環境大学開校フォーラム
日 時:平成20年8月26日(火)
場 所:東京都北区 北とぴあ つつじホール
主 催:東京都北区
全体プログラム :
パネルディスカッション 「北区環境大学に期待すること」
東京室内管弦楽団メンバーによるアンサンブル
エコロジーシアター「月のダンス」上演
イベント名 : 第17回 環境フォーラム
日 時:平成19年6月1日(金)
場 所:日本ガイシフォーラム・レセプションホール(名古屋)
主 催: (株)エステム
全体プログラム :
基調講演 中村 靖彦 氏(東京農業大学客員教授)
エコロジーシアター「月のダンス」上演
イベント名 : あだち3Rフェア2006
日 時:平成18年10月21日
場 所:足立区役所庁舎ホール
主 催:東京都足立区 あだち環境・リサイクル協会
全体プログラム :
エコロジーシアター「月のダンス」上演
講演 今井通子 氏
PHOTO 奥田美紀 長田紀子
二戸演劇協会 The雲人のみなさんが自主上演して下さいました。2011.2/27
愛知県立春日井南高等学校図書部のみなさんが自主上演して下さいました。 2008.11/5
いただいた報告から
「どこまでレインボーの意図したものを表現できたか,心もとないものがありますが,鑑賞した生徒・職員・保護者などの評価は非常によかったです。素晴らしい内容で特に多感な高校生に訴えるものが多く感激していました。」
※一瞬キャラの説明
ゴミで作られた部屋 AC
※エコロジーシアターに関して
エンターテインメントとしての上演を楽しんでいただくことにより、様々な環境問題に関心を持って頂くきっかけづくりを目指しています。
(レインボー エコロジーシアター) 岡本 功
世界銀行が「21世紀の戦争は水をめぐって戦われるだろう」と予告したように、水は世界が競合する資源となってしまいました。
国連は、2030年までに、淡水資源の不足は必要量の40%に達すると予測しています。
日本が輸入する農産品などの生産に使われる水の量は世界一ともいわれます。日本は今後、世界の水の動向に最も左右される国のひとつになるといっていいでしょう。
(ちなみに残飯の量も日本が世界一。フードマイレージも世界一)
右肩上がりの時代。私たちは "坂の上の雲" を目指すという夢と希望に満ちた一方向の価値の中で生きていられました。でもその価値は、地球には資源も、廃棄物の吸収力も"無限"が前提の経済の上にあるものでした。
しかし実際は前提こそが夢物語だったために、雲を追って坂の上まで来てみれば、いつの間にやら五里霧中、坂の先は崖、なのでしょうか。
ただ、足もとをよく見ることができたなら、その下に多様な森と海が広がっているのが見えるかもしれません。
崖がないことを信じ、これまでと同じように前に突き進むのか、足もとをしっかり見るのか、少なくとも速度を落として方向をよくよく考えたほうがいいポイントには来てしまっているようです。
日本のプラスチック現状について驚きの7点
世界基準からズレた日本の「プラごみリサイクル率84%」の実態
日本はプラスチック廃棄物の処理を海外に押し付けている
2050年の海は、魚よりもごみが多くなるってホント?
中高生の1割が「自傷経験有」という日本の実情
自傷する人には、自分を無価値だと考えて、自分など傷ついて当然だと感じていることが少なくありません。
2050年、50億人が食料と飲料水の危機に直面する
日本は意外な「水輸入大国」――仮想水貿易でわかる水問題のグローバル化 仮想水輸入量は世界一と考えられる
いま世界では、開発途上国を中心に11億人の人々が安全な水を手に入れられず、水道の整備や井戸の設置などさまざまな支援が行われています。その一方、日本人の暮らしは世界から大量の水を輸入することで成り立っています――。世界「水戦争」の勃発?現実に地球で起きていることが、SF向けの絵空事以上にひどい状況であることに、私はひどく衝撃を受けた。
南極の海氷面積は「2014年に過去40年で最大になり、2017年には過去40年における最小にまで下がった」という。
人口や経済が地球の物理的限界を行き過ぎてしまったら、
引き返す道は二つしかありません
「地球のなおし方」からシナリオ1人類は7月29日に史上最速で1年分の自然資源を使い果たすと報告
資源が無尽蔵だとしても(成長の限界)
修正モデルのシミュレーションは、2052年を過ぎるとすぐにコントロールしきれない崩壊が起きると予測した。これもまた2052年より先のことなので、私の予測では詳しくは述べていない。とは言え、私は、温暖化によって21世紀後半に気候変動が自己増幅し始め、それがもたらす結果は、確かに崩壊と呼ぶにふわしいものになると見ている。このことは、修正モデルの、「人類は地球の限界に極めて近いところにいる。2052年までは大丈夫だとしても、その後すぐに限界に達する」という予測と一致する。
「2052 今後40年のグローバル予測」から
「エコロジカル・フットプリント」の指数が示す現在の負荷の規模は、地球1個が本来持っている1年間分の生産力を、50%も超過するまでになっています。地球環境問題とは、経済活動により物質やエネルギーを再利用不能な形態で散逸させ、地球環境を人為的に変化させ、生態系を破壊し、人類の生命維持に危機をもたらすような現象であると言えるでしょう。
生態系サービスビジネス」の黎明〜諸外国に拡がる、野生・自然と健康に根ざした新たなサービス経済〜
エンパワーメントとは「 地位や能力を向上させること」という意味で、 社会的弱者が剥奪されている身体的、心理的、 社会的、経済的、 政治的パワーを取り戻していくプロセスを指す。
援助を実施するさまざまな機関は、 貧しい人々の生活を助けることを 意図して、多種多様の活動を展開してきた。問題はこの両者の活動がお互いに 合致するものであったかどうかである。
「日本人の生活はシンプルだから貧しい者はいっぱいいるが、そこには悲惨というものはない」と書き、日本人に欧米諸国の貧困層がもつ野蛮さがないことに驚嘆したうえで、それがしだいに失われていく日本を哀惜した。資源浪費と貧富の差という2つの社会状況が生まれると、その文明は崩壊する。
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